【社会】たま駅長社葬に3000人参列 “最後の辞令”で「名誉永久駅長」に任命
猫の駅長として人気を集め、今月22日に急性心不全で亡くなった和歌山電鉄貴志川線貴志駅(和歌山県紀の川市)の三毛猫「たま」の社葬が28日、同駅で神式によりしめやかに営まれた。約3000人が参列し、愛くるしいしぐさで人気を集めたたま駅長との最後の別れを惜しんだ。2007年1月の駅長就任以来、同電鉄のみならず、和歌山県の観光PRにも多大な貢献をした“アイドル駅長”の社葬には、葬儀委員長を務めた小嶋光信社長のほか、仁坂吉伸・和歌山県知事、中村慎司・紀の川市長、尾花正啓・和歌山市長の行政3トップも参列。