【歴史】隠れキリシタン“共生” ローマで「マレガ・シンポジウム」 [大分合同新聞]
※この記事は、9月14日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。ローマ法王庁のバチカン図書館で2011年に見つかった近世豊後キリシタン関係史料約1万点を調べている「マレガ・プロジェクト」は12日、ローマの聖ピオ10世ホールでシンポジウムを開いた。異文化のキリスト教を排除するため、江戸時代の日本は世界的にも厳格な禁教システムを導入したが、隠れキリシタンは神仏信仰にも関わるなど他の領民と協力して生活していた姿も浮かび上がった。