【科学】新兵器開発など、防衛省の基礎研究公募に多数の大学が参加表明 「軍学共同研究」はじまる
小型無人機やサイバー攻撃対策など軍事技術への応用が可能な基礎研究に研究費を支給する防衛省の初の公募に、東京工業大や岡山大など少なくとも16大学が応募したことが22日、理工学、医学部門を持つ全国93の大学を対象とした共同通信のアンケートで分かった。国内の大学は太平洋戦争に協力した反省から、長らく軍事研究から距離を置いてきたが、公募は民生用にも使える基礎研究に限定し、成果の公表を原則としたことから一定数の応募があったとみられる。