【航空機産業】中国に“籠絡”されたボーイングとエアバス 技術流出覚悟の現地生産は吉か凶か?[産経新聞]
2015.9.28 01:00更新
中国が、米ボーイングと欧州エアバスの航空機メーカー大手2強を“籠絡”した。ボーイングは主力の短・中距離機737型機の一部生産の最終工程を中国に移転することを決定。すでに中国の天津で最終組立工場を保有するエアバスも、蜜月関係を深めている。特にボーイングは、技術流出の懸念から中国移転に難色を示していたが、巨大市場を背景にした中国の現地生産要請に屈した格好だ。