【社会】尼崎連続変死公判 瑠衣被告に懲役30年求刑
尼崎連続変死事件で、角田美代子元被告=自殺時(64)=の義理の娘瑠衣被告(30)の裁判員裁判の論告求刑公判が24日、神戸地裁(佐茂剛裁判長)であった。検察側は懲役30年を求刑した。判決は来年2月12日の予定。元被告と親族7人らが起訴された一連の事件で、一審では最後の裁判。瑠衣被告は、沖縄県の崖から転落死した角田久芳さん=死亡時(51)=のほか、ともに尼崎市内のマンションベランダで死亡した姉の仲島茉莉子さん=同(26)=と橋本次郎さん=同(53)=に対する3件の殺人罪など計九つの罪に問われている。