【社会】通学中の被曝は気にしなくてもいい? 保護者の意識とズレ 研究チームが南相馬市の学校で調査
通学時や屋外での部活動中の被曝は、それほど気にしなくてもよい-。そんな結果が平成27年11月、東京電力福島第1原発から10~40キロの範囲にある福島県南相馬市の子供たちを調査した研究チームの論文で明らかになった。保護者の多くが「通学中の被曝リスクが最も高い」と認識し、ほとんどが車で送迎しているという現実とは「対照的」な結果で、屋外での放射線被曝について、必要以上に懸念されている状況が浮き彫りとなった。