【動物実験】欧州連合(EU)の欧州議会 動物実験を大幅制限 霊長類の使用は原則禁止
◇EU、動物実験を大幅制限 霊長類の使用は原則禁止【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の欧州議会は8日、薬品開発など科学実験での動物の使用を厳しく制限する法案を賛成多数で可決した。EU域内ではチンパンジー、ゴリラ、オランウータンなど大型のサルを実験に用いることは禁止されることになった。EU加盟国は今後2年間で国内法を改正、動物実験を「ほかの方法があるなら極力避ける」ことや、実験の際には動物に苦痛を与えないよう配慮することが義務付けられる。