【医学】腸管出血性大腸菌による食中毒の脳症に治療法 ステロイド投与が有効/東京大など
食中毒の脳症に治療法 ステロイド投与が有効
腸管出血性大腸菌による食中毒で、けいれんや昏睡に陥って死ぬこともある脳症を起こした重症患者には、大量のステロイドを短期間に注射する治療が有効なことを東京大や富山大などのチームが突き止め、17日付の米科学誌ニューロロジー電子版に発表した。2011年にユッケなどを食べた5人が死亡した焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の大腸菌O111による集団食中毒の治療記録を解析して判明した。