【脳機能】『練習で上達』は大脳皮質深部の働き/基礎生物学研究所など
『練習で上達』は大脳皮質深部の働き
掲載日:2014年6月2日
練習を繰り返せば、サッカーや自転車乗り、ピアノ演奏など難しいスキルを上達させることができる。その仕組みは大脳皮質深部にあった。運動を練習して熟達する中期から後期にかけて、学習した運動の記憶が大脳皮質深層、特に大脳基底核へ信号を送る細胞の新たな活動パターンとして保持されることを、基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)の正水芳人研究員、田中康裕研究員、松崎政紀教授らがマウスの実験で突き止めた。