【気象】台風は発生2週前から予測可能を実証 - 海洋研究開発機構
掲載日:2015年1月22日
台風の発生予測は気象予報の課題のひとつである。その可能性を示す研究が出た。台風の当たり年だった2004年8月に発生した8個の台風について、地球全体の雲の生成・消滅を詳細に計算できる全球雲システム解像モデル「NICAM」を理化学研究所のスーパーコンピュータ「京(けい)」で計算して、約2週間先の台風発生予測が可能であることを、海洋研究開発機構の中野満寿男(なかの ますお)特任研究員と東京大学大気海洋研究所の佐藤正樹(さとう まさき)教授らが実証した。