【環境】シロアリの巣が半乾燥地域の砂漠化を食い止め、気候変動の影響を和らげる/米プリンストン大
【2月7日 AFP】樹木を主食として家屋の木材を食い荒らし、害虫とみなされているシロアリが、半乾燥地域の砂漠化を食い止め、気候変動の影響を和らげているという論文が5日、米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。論文によると、アフリカ、中南米、アジアの草原やサバンナ、乾燥地帯にみられるシロアリの巣(アリ塚)は水分と栄養分を蓄え、シロアリが作った無数のトンネルを通じて水分が地中に流れ込みやすい構造になっている。