【技術/ナノテク】NICT、世界最高出力の深紫外LEDを開発 幅広い分野への展開に期待
情報通信研究機構(NICT)は1日、トクヤマと共同で、深紫外波長帯において世界最高出力となる90mW超の深紫外LEDの開発に成功したと発表した。深紫外波長帯(200~300nm)で発光する半導体発光ダイオード(LED)は、ウィルスの殺菌や飲料水・空気の浄化、光加工、樹脂硬化、環境汚染物質の分解、食品流通分野、院内感染予防、光線外科治療、種々の医療機器、ICT利用など、幅広い分野で、その応用が期待されている。