【地球科学】インド亜大陸の加速原因推定=3倍速で北上、ユーラシア衝突―ネパールの大地震の背景・米大学
かつて独立していたインド亜大陸が南から北への移動速度を約3倍に上げ、約5000万年前にユーラシア大陸に激しく衝突してヒマラヤ山脈を隆起させた二つの要因を米国のマサチューセッツ工科大と南カリフォルニア大の研究チームが推定し、英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス電子版に5日発表した。インド亜大陸のプレートはユーラシア大陸のプレートに衝突後、その下に沈み込んでおり、ネパールの大地震はその沈み込み部分が急にずれて起きた。