【宇宙開発】小惑星探査機「はやぶさ2」、第2回イオン・エンジン連続運転を完了 地球スイングバイに向けて、軌道・速度がほぼ整う
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月7日、2日より行われていた小惑星探査機「はやぶさ2」の第2回イオン・エンジン連続運転が正常に完了したと発表した。これにより、今年12月3日に予定されている地球スイングバイに向けて、軌道・速度がほぼ整ったことになる。「はやぶさ2」は2014年12月3日に打ち上げられた後、搭載機器の初期確認を2015年3月3日に終え、また同日から、イオン・エンジンを連続で運転して探査機の速度を上げる、第1回イオン・エンジン連続運転が行われた。