【再生医学】提供者の組織(基盤構造)に自分の細胞を注入し前足再生 ラットで成功/米ハーバード大附属病院
提供者の組織と自分の細胞で前足再生、米病院がラットで成功免疫抑制剤不要の手足移植に一歩
引用元:ニュースイッチ 2015年06月07日配信記事
将来、失った腕をロボットアームに付け替えるのではなく、自分の細胞で再生する、その第一歩となる研究成果が発表された。死んだラット(動物実験用に飼育された大型のネズミ)の前足から筋肉や血管などの細胞をすべて取り除き、残った基盤構造に、移植先のラットの筋肉と血管の細胞を注入して培養したところ、生体的な機能を持つ前足が再生されたという。