【物質科学】80年越しに見えてきた磁石・マグネタイト(Fe3O4)の本当の姿 分厚い表面に封じられていた新たな電子状態を発見
【概要】
奈良先端科学技術大学院大学(学長:小笠原直毅)物質創成科学研究科凝縮物性学研究室 田口宗孝特任助教と大門寛教授は、理化学研究所放射光科学総合研究センター(センター長:石川哲也)のチャイナニ アシシ専任研究員、物質・材料研究機構量子ビームユニットシンクロトロンX線グループの上田茂典主任研究員と共同で大型放射光施設SPring-8※1の世界最高性能のX線光電子分光※2装置を使用して、世界中の研究者を80年にわたり悩ませてきた「マグネタイト(Fe3O4)」の謎に迫りました。