【動物行動学】絶滅したカエルを140年ぶりに再発見、卵で子育て 母親は自ら卵を産んでオタマジャクシに食べさせる、インド北東部
木の中で繁殖し、自ら産んだ卵でオタマジャクシを育てる奇妙なカエルがおよそ140年ぶりにインドの北東部で再発見された。このカエルが最後に記録されたのは1870年で、絶滅したと考えられていたが、2007年に開始した3年にわたる調査で科学者らが発見した。(参考記事:「カーミットにそっくりな新種カエルを発見、コスタリカ」)19世紀に、体長およそ5cmのこのカエルをインドのダージリン地方で初めて発見したのは英国の動物学者トーマス・ジェルドン氏だ。