【動物行動学】音声学者がネコ語の研究を本格始動 ネコと人とのよりよい音声コミュニケーションを目指して
米ニューヨーク州で昨年行われたアンケート調査によると、ペットを飼っている人のほとんどが、人間に話しかけるようにペットに話しかけているという。また多くの飼い主は、イヌやネコが吠えたり鳴いたりして、空腹や恐れ、トイレに行きたいなどの意思を人に伝えていると考えている。だとすると、そのとき動物たちが発する声には、ニューヨークなまりがあるのだろうか?そんな疑問を抱き、ネコとの音声コミュニケーションについての研究を立ち上げたのは、スウェーデンの愛猫家でルンド大学の音声学研究者、スザン・ショッツ氏だ。