【物理】エントロピーを表す記号はなぜSなのか
エントロピーを表す記号はなぜSなのか
■エントロピーの語源に関わる諸説 紹介
エントロピーはクラウジウスが1865年論文で定義づけた、熱機関において内部エネルギーと同様に扱える熱力学上の状態変数(圧力、温度などの状態がきまれば一意に決定され得る変数)の一種でSで表されます。この名称自体はギリシア語にちなんだ組み合わせで、en:中へ・内部の+tropy:変化・変換(注:クラウジウスはentropyにVerwandlunginhaltという複合ドイツ語を充てています)。