【沖縄】翁長知事が日米首脳会談を批判、安倍首相の発言に「頑なな固定観念」「唯一という言葉を使えば、日米同盟や安保体制を揺るがす」
翁長雄志知事は29日、沖縄県庁で臨時会見を開いた。日米首脳会談で安倍晋三首相が「普天間飛行場の危険性を辺野古移設で除去する」と発言したことに「かたくなな固定観念で、大変遺憾だ」と語り、昨年の選挙で示された移設反対の民意が受け入れなかったことに不快感を見せた。一方、辺野古沿岸の海上作業で、沖縄防衛局が許可区域外のサンゴ礁を破壊した可能性が高いと指摘している問題で、5月11日から県独自の潜水調査を実施する計画を29日付で外務省に郵送し、海域を管理する米海兵隊へ伝達したことを明かした。