【政治】安保法案「違憲」と叫ぶ面々 46年、吉田首相「日本は自衛のための軍備と自衛戦争の両方を放棄した」と答弁[K・ギルバート]
日本の多くの憲法学者は「安全保障関連法案は、日本国憲法第9条に違反しており、違憲だ」という。安倍晋三内閣による憲法解釈の変更にも「立憲主義の理念に反する」と主張している。GHQ(連合国軍総司令部)が科した第9条というペナルティーはやっかいだが、先人たちはどう対応したのだろうか。1946年、当時の吉田茂首相は国会で「日本は憲法第9条で、自衛のための軍備と自衛戦争の両方を放棄した」と答弁した。