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暇だからリレー小説
219:国境なき名無しさん 2015/03/30(月) 17:44:50 ID:074uiX410 [sage] 反対側の壁からも聞こえる呟き .... 少しの静寂が部屋に訪れた (なんだこのマンションねらーだらけかよ) 別に特別なことでもないと思いながらも、滅多と顔を合わせない隣人に妙な親近感を微かに覚える 仕方なくタイプ途中のキーボードから手を離すと、冷めきった珈琲を片手に外界の空気を吸う為、ベランダへと向かう 洗濯物を掻き分けながらベランダに躍り出ると、春の麗らかな陽射しは既に傾き、蒼く輝いていた空を真紅に染めようと準備をしていた 「暖かくなってきたなぁ」 声にするつもりもなかったのだが、心地良い風に誘われ、つい口ずさんでしまった その時 YYY「ホントですね」 XXX「ホンマやのぉ」 予期せぬ相槌が左右から同時に聞こえた
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