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臨時出張の悪魔のリドル
411:国境なき名無しさん 2015/06/20(土) 16:42:58 ID:xu1r9ljB0 [sage] こーこちゃん!
412:国境なき名無しさん 2015/06/21(日) 22:37:35 ID:ccaPlsTv0 [sage] はるしえSS書いたけどVIPに書き込めないから誰か転載してくれッス
413:国境なき名無しさん 2015/06/21(日) 22:41:24 ID:ccaPlsTv0 [sage] お風呂上がり、僕たちはベッドに腰掛けていた。一ノ瀬の左手は僕の右手にそっと重ねられている。 華奢なのにあたたかくて、優しい。まだ小さいころ、お母さんに手を握られていたときのような感覚に似ていた。 そういえば一ノ瀬のお母さんは亡くなってるんだっけ。そして家族も。 いったいどうしてこんなに清く強く優しくいられるんだろう。羨望と同時に僕は切なさを感じた。 ふと一ノ瀬の見やると、一ノ瀬もこちらを向いていた。つい僕は「晴」と口走ってしまっていた。 すると晴はにっこり笑って「しえなちゃん」と言って瞳を閉じた。 あ、キス、するのか。そうか……あれ?晴ってこんなに色っぽかったっけ。 唇、綺麗だな。僕は自然に伸びた左手親指で晴の唇をまさぐっていた。 「んんっ」 晴は、艶かしい声を上げて抗議してきた。 しかし、それはむしろ逆効果で僕のイタズラ心を突き動かしただけだった。 親指を唇の内側の湿ったところに押し込む。そして半開きになった口にそのまま親指を侵入させた。 柔らかくて、温くて、こそばゆくて、なんともいえない心地よい感覚。 ついでに人差し指も差し込んで、舌を蹂躙していると思わぬ反撃を受けた。
414:国境なき名無しさん 2015/06/21(日) 22:42:32 ID:ccaPlsTv0 [sage] 「んっ、はっ……あむ」 なんと晴は僕の腕を押さえて、指に吸い付き始めたのだ。ただでさえこそばゆいのに、不規則に動かれたら大変だ。 全身がゾクゾクして胸や股が切ない。それでも晴は容赦してくれなかった。 淫靡な水音と両者の荒い息だけが部屋に響く。もう限界だ。僕は軽く絶頂してしまった。 「はぁ……はぁ……もう……しえなちゃんが悪いんだから」 腰が抜けてしまった僕の上に覆い被さる晴。 紅潮した顔が眼前に迫る。僕は瞳を強く閉じた。 すこし間をおいて、口内にぬるぬるした触感が侵入してきた。 そうして僕たちは夜が開けるまで、何度も絶頂してしまうくらい激しいキスをした。
415:国境なき名無しさん 2015/06/22(月) 22:39:48 ID:PfZvKaSM0 [sage] 例のごとくSSが書き込めないッス 心優しいレズなら本スレお願いするッス
416:国境なき名無しさん 2015/06/22(月) 22:40:14 ID:PfZvKaSM0 [sage] 「お先にいただきましたー」 晴はバスタオル1枚で部屋に戻ってきて、クーラーの前に陣取った。 肌を惜しげもなく晒しているので、すぐに凍えて布団に潜るのだろう。 室外機の関係で今朝はクーラーが効かず、部屋はサウナと化していたのだった。 そして先ほどクーラーは再び稼働し始めた。 それで晴は、せっかくだからシャワーを浴びようと提案してきたのだ。2人で、と。 もちろん私は断った。風呂場は2人で入るには狭すぎる。 恥ずかしいからとかそういう訳ではない。絶対に。
417:国境なき名無しさん 2015/06/22(月) 22:40:47 ID:PfZvKaSM0 [sage] 晴はバスタオルのままうろうろしている。寒くないのだろうか。 しばらくすると、予想通り布団に潜り込んだ。 子供みたいに足だけを放り出してばたつかせている。 それを見て、ふと私はつい可笑しなことを思いついた。単なる悪戯心だろうか。 それとも頭が暑さにやられてしまったのだろうか。 そう、私は晴のバスタオルを剥ぎ取ったのだ。 当然のごとく、晴は驚いて布団の中に足の先まで潜る。 「きゃあっ!と、兎角さん、タオル返してください!」 「嫌だ」 「なんで!?」 もそもそと動く布団が抗議してくる。私はなんだかおかしくなって笑ってしまった。 やはり暑さにやられたのだろうか。まあそんなことはどうでも構わないが。
418:国境なき名無しさん 2015/06/22(月) 22:41:19 ID:PfZvKaSM0 [sage] まず私は布団にのしかかり、腕を入れて晴をくすぐった。 「あはははっ!やめっ!あははあっ!やめて兎角さんんっ!あはははははっ!」 無軌道に暴れまくる晴。時々その足がげしげしと私の腹を蹴ってくる。意外と痛い。 くすぐり始めて3分は経っただろうか。そろそろ晴も疲れているはずだと思い、私は手を休めた。 晴の息づかいは布団越しでも伝わってくるくらいだった。流石にやりすぎたかと反省する。 しかし、いつまでたっても晴の息は荒かった。 なんだろう。また手を入れてみるとなにやら濡れていた。 不思議に思った私は一気に布団を引き剥がした。 「……兎角のバカ」 晴のふとももはぬらぬらと妖艶な輝きを帯びていた。 体液の雫は傷を伝い、今でも布団を濡らしていっている。 私は発情した。上気した顔に。潤んだ瞳に。湿った吐息に。晴に。そして。 「……しよっか」 その後、私たちは2人でシャワーを浴びた。
419:国境なき名無しさん 2015/06/22(月) 22:47:44 ID:exugDEv80 [sage] しえ
420:国境なき名無しさん 2015/06/22(月) 22:47:55 ID:PfZvKaSM0 [sage] 訂正 まず私は布団にのしかかり、腕を入れて晴をくすぐった。 「あはははっ!やめっ!あははあっ!やめて兎角さんんっ!あはははははっ!」 無軌道に暴れまくる晴。時々その足がげしげしと私の腹を蹴ってくる。意外と痛い。 くすぐり始めて3分は経っただろうか。そろそろ晴も疲れているはずだと思い、私は手を休めた。 晴の息づかいは布団越しでも伝わってくるくらいだった。流石にやりすぎたかと反省する。 しかし、いつまでたっても晴の息は荒かった。 なんだろう。また手を入れてみるとなにやら濡れていた。 不思議に思った私は一気に布団を引き剥がした。 「……兎角のバカ」 晴のふとももはぬらぬらと妖艶な輝きを帯びていた。 体液の雫は傷を伝い、今でも布団を濡らしていっている。 私は発情した。上気した顔に。潤んだ瞳に。湿った吐息に。晴に。そして。 「……しよっか」 その後、私たちは2人でシャワーを浴びた。
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