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臨時出張の悪魔のリドル
417:国境なき名無しさん 2015/06/22(月) 22:40:47 ID:PfZvKaSM0 [sage] 晴はバスタオルのままうろうろしている。寒くないのだろうか。 しばらくすると、予想通り布団に潜り込んだ。 子供みたいに足だけを放り出してばたつかせている。 それを見て、ふと私はつい可笑しなことを思いついた。単なる悪戯心だろうか。 それとも頭が暑さにやられてしまったのだろうか。 そう、私は晴のバスタオルを剥ぎ取ったのだ。 当然のごとく、晴は驚いて布団の中に足の先まで潜る。 「きゃあっ!と、兎角さん、タオル返してください!」 「嫌だ」 「なんで!?」 もそもそと動く布団が抗議してくる。私はなんだかおかしくなって笑ってしまった。 やはり暑さにやられたのだろうか。まあそんなことはどうでも構わないが。
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