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【避難所】2ちゃんねる総合避難所スレッド Part.140
151:国境なき名無しさん 2018/10/27(土) 23:41:52 ID:+OTgOHrf0 この狙い撃ち感… 奴らって、ホント嫌がらせにかけては常に全力だなw
152:国境なき名無しさん 2018/10/27(土) 23:44:33 ID:KajQveBc0 アニメの実況ができない!
153:国境なき名無しさん 2018/10/27(土) 23:50:04 ID:WL6OVqCu0 なんでこんなにおもいの
154:国境なき名無しさん 2018/10/27(土) 23:52:04 ID:pMjU4V150 どうにもならなくて、ここに来た
155:国境なき名無しさん 2020/04/12(日) 23:51:15 ID:D8bpKMfR0 [sage] 瀬畑 日報問題でよくわかりましたが、防衛省の中では、 たぶん原本を捨ててコピーを取ってあるんじゃないか。 「コピーは公文書じゃない」と彼らは言えるから。本当はコピーだって業務に利用していれば公文書なんですが、 そういう言い訳で情報公開法をすり抜けようとしているのが、布施さんの事例から見えてきます。 自衛隊の映像も「映像の原本を捨てた」ことにして、実際にはどこかの部署のハードディスクか何かに入っているはず。 「ない」とされていたイラク派遣陸自の日報も去年、防衛省から出てきましたし。 布施 おそらくそうですね。それは国民の知る権利が損なわれているという点で問題です。 日報問題でもそうでしたが、外務省に僕が日米地位協定に関する交渉記録を請求したら、 タイトル以外ほとんど真っ黒になって出てきたんですよ。最近の話です。 でもその文書は外務省が持っている外交史料館で、数年前に全部フルオープンしていた文書だったんです。 自ら数年前にフルオープンしていた文書を、真っ黒に黒塗りして出してきた。 何でこんなおかしなことが起こるかというと、れっきとした行政文書なのに行政文書ではないとか言って 姑息な情報公開逃れを重ねてきた結果、自分たちでもわけがわからなくなってるんですね。 重要な外交記録が、きちんと管理されていない。それで、過去にみずから公開した文書でも黒塗りして出してしまったり、 探すのにすごく時間がかかったり。要は非効率になっちゃってるんです。 今回の外務省の件でも、何でこんなことが起こったんだと聞くと、「忙しくて(外交史料館ですでに公開していることを)チェックし切れなかった」と言うのですが、 あまりにもおそまつです。官僚が自分たち自身でも文書を管理できてないという非常にまずい状況になっているんじゃないかと思います。 https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2020/01/05/110459/
156:国境なき名無しさん 2020/04/12(日) 23:52:31 ID:D8bpKMfR0 [sage] 瀬畑 そうですね、本当にできていないんだと思います。布施さんの事例は 民主党政権時代に岡田外相が確か出していましたよね? 布施 そうですね、民主党政権のときに岡田克也外相のイニシアティブで 「外交というのは国民の理解と信頼のもとに交渉していかないと外交力が弱くなる。 だから今後は、なるべく情報は公開していく」ということで、 1960年の日米安保の交渉のときの記録を、アメリカではもう既にほとんど全部公開されていたんですけども、 日本側でも公開しました。 瀬畑 そうなんですよね。岡田さんは『外交をひらく――核軍縮・密約問題の現場で』(岩波書店、2014年)という著書の中で、 「外交文書というのはきちんと公開しないと国民の外交力が落ちる」という意味のことを書いています。 隠し通していると上のエリートしかわからないという状況になり、国民が外交情勢についていけなくなる、と。 例えばさっきの地位協定の裏の密約がきちんと公開されていれば、 なぜ沖縄で今あんなひどいことになっているのかを多くの国民が知るはずなんです。 でもそれが知られない状況になっていて、その結果、日本政府やアメリカに対して国民からの圧力もかからず、 地位協定やその裏の密約も変えられないままです。 もともと外務省には、そういった情報をきちんと管理し切れないところがあるんです。外務省って、すごく多くの情報公開請求をかけられているところで、 今の北朝鮮問題から、昔の日米関係とか、片っ端から情報公開をかけられている。そして昔から公開が遅いことで有名です。 2001年に情報公開法ができたときは、本当に遅くて1、2年も待たせて批判されてます。もともと文書の量も多いし。
157:国境なき名無しさん 2020/04/12(日) 23:52:53 ID:D8bpKMfR0 [sage] でも実は、公文書が一番きちんと残っているのは外務省と宮内庁なんですよ。外務省と宮内庁にとっては途中過程が大事だからなんです。 経済産業省とか他の政策系の省庁にとっては、途中過程はどうでもいいんです。 決まったことで動いているから途中過程は全部捨てる。 でも外交交渉というのは途中が絶対重要じゃないですか。 そうすると、外務省では、どんどん公文書が増えていくんです。 そこで過去からの事情を全部知っている人が果たして何人いるのか、という問題にもなってくる。 しかも、そういう文書を外交資料館に渡さず、50年とか60年前の文書まで自分で持とうとしている。 「管理し切れないなら外交史料館(公文書館)に渡してしまえ」と思いますが、 どうしても日米関係や地位協定の文書になると、渡したがらないし公開したがらない。 後生大事に自分たちで持つわけです。でも請求をかけられると困っちゃんですよ。 たぶん経緯がわからないし保管場所もわからない。そうすると、今回の文書も 「1万ページぐらいある中から頑張って若手が探し出した」とか言ってるんですけど、 事情がわかっていない状態でやっているからミスが起きてしまう。 30年たったら全部外交史料館に渡して、そこで公開すればいいだけなんですよ。 そこには公開とか非公開とか判断できる専門的な人(アーキビスト)がいますから。 でもそこに渡さないで自分たちで持っていて、自分たちの首を絞めているという状況だと思います。 https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2020/01/05/110459/
158:国境なき名無しさん 2020/04/12(日) 23:54:11 ID:D8bpKMfR0 [sage] 瀬畑 ダメですね(苦笑)。たぶん外交史料館を外務省の職員自身が使いこなせていないんでしょう。 外務省の中で外交史料館ってあまり重きを置かれていない。だからその知見を有効に使えていない。 そして外交史料館も人数が足りてないから、研究者が請求してもなかなか出てこないとか、 作業が追いつかないみたいな状態になっているようです。そもそも外務省自体の情報公開への対応も、 2001年の情報公開法施行から20年近くたってるのに、いまだにあまり改善されてなくて、「現場の根性で何とかしろ」みたいになっている。 そういうやり方をしている限り同じことが何度でも起きますよね。 布施 悪循環ですね。朝日新聞が外務省日米安保課の地位協定室に取材したら、 通常業務プラス情報公開対応で、文書を探して黒塗りとかする作業のために休日出勤して、 嫌になってやめた若手職員もいる、と。なぜそうなるかというと、それを専門的にやるスタッフもいないし、人手が足りない。 体制的に無理なんです。これを何とかしないと本当に悪循環で。開示請求する側の僕たちも「いかに開示しないか」という官僚の方針があるから、 広く網をかけて請求しなくちゃいけなくなってる。すると結果的に向こうの業務量も増えるし、どんどん悪循環になっていく。 瀬畑 たぶん文書管理を専門に担当するような人をもっと増やしたりしなきゃいけないんだけど、全くそこに人を割いていない。 前にも言ったみたいに30年たったら全部手放せばいいんですよ。公文書館や、外務省なら外交史料館に移管して、 そこの専門家の人たちの判断で最終的に出す出さないを決めればいい。そういうこともしないし、手放さず持っていても、 実際には何を持っているか、自分たちでわかっていない。そもそも目録が全然ダメなんです。 情報公開法ができたときに、行政文書ファイル管理簿という書類の目録を作って公開することになったんですが、 この目録がはっきり言って使いものにならない。雑すぎて。あるいは「イラク日報」とか書いちゃうと一発でバレて開示請求をかけられるんで 「海外派遣部隊××文書」みたいな、よくわからない名前にしておく。でもそのせいで、中の人も探せなくなるんです。そうすると職人芸の世界になるんです。
159:国境なき名無しさん 2020/04/12(日) 23:54:53 ID:D8bpKMfR0 [sage] 瀬畑 ある文書がどこにあるのか探せと言われても、キャリアの人は文書のありかなんか知らない。 ノンキャリアで昔からずっとその課にいる生き字引みたいな人が「うん、あれはあそこにあるんじゃないかな」とか言って、書庫に行って、勘で探し出すみたいな(笑)。 文書をきちんと目録化して管理していないし、情報公開請求されたくないから文書名を曖昧にする、そのせいで中の人も探せないとか、 探すのに時間がかかる。そういうムダが積み重なって情報公開請求がどんどん怖くなってくるんでしょう。 布施 そもそも情報公開法や公文書管理法には、「主権者である国民が行政の政策決定プロセスなどを ちゃんと検証するのが民主主義にとって不可欠な機能だ」という前提があって、そのために、しっかりと記録を残して、 なるべく情報公開する、というものです。 でも官僚側からすると、「なるべく知らせないほうがいい」という、本来の趣旨とは違う方向にベクトルが向かっているんですよね。 https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2020/01/05/110459/
160:国境なき名無しさん 2020/04/12(日) 23:55:46 ID:D8bpKMfR0 [sage] 瀬畑 ですね。官僚の人たちって、基本的には知らせなくないんですよ。 「決まってから知らせる」という人たちですから、途中過程は知らせたくない。 途中過程を知らせると、自分たちがやっていることに対して、いろいろ言われる可能性も高まるわけです。 「権力の源である情報を独占する自民党政権と官僚」 野党がよく国会で「どうしてこうなったのかという文書を出せ」と言うと、官僚って、大事なものを出さないんですよ。 要するにそれを出すと審議に差しさわりがあるから、などと言って。でも国会議員には出すべきですね。 結局日本の国会って、今までずっとそうなんですけど、野党に対して「こういう法案ができました」という結果しか出してない。 「どうしてこれがこういうことになったのか」という政策決定の部分をろくに野党に見せないで審議が行なわれている。 だからよく、「野党の言っていることがズレている」とか「野党は非現実なことばかり言っている」とか、したり顔で言う人がいますけど、 それは野党に情報が与えられてないからです。←←← 情報がないから、そういう言い方しかできない。 この本より前、秘密保護法ができた時に私は『国家と秘密』という本を久保亨先生と二人で出したんですが、その冒頭で書いたのは、 「秘密保護法ができて、情報が出てこなくなるってみんな騒いでるけど、そもそも情報これまで出てきてたの? そういう状況を、皆さんはどこまで知っていますか」ということです。 https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2020/01/05/110459/
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