【医薬】武田薬品工業「ベルケイド」、骨髄腫の死亡リスク抑える効果=研究
[12日 ロイター] 武田薬品工業の多発性骨髄腫治療薬「ベルケイド」について、標準治療との併用療法により、未治療の骨髄腫患者の死亡リスクが31%減少したことが明らかになった。サンディエゴで12日開かれた米国血液学会の会合で、ベルケイドに関する5年間の追跡調査の詳細が報告された。それによると、75才以上の患者や腎機能障害を有する患者などを含むすべての調査対象群において、ベルケイドの投与により生存上の有意性が認められたという。