【機械】8月8日の緊急地震速報、誤報原因は"光受信装置の障害"と"データ処理のミス"
気象庁は、8月8日の夕方に発生した和歌山県北部を震源とする地震で、緊急地震速報が過大な震度予想となった原因の調査結果を21日、発表した。同庁が東南海ケーブル式海底地震計システムの記録を調査したところ、静岡県御前崎市の陸上中継局における2つの不具合が原因であることが分かったという。1点目は、陸上中継局で時刻を付与する光受信装置に障害が起こり、海底地震計(三重県南東沖の「東南海3」)から送られてくるデータに不正な時刻が付与されたというもの。