【むかわ】胆振管内むかわ町宮戸の水産加工会社「めぐみ水産」で、電動魚干し機を使った「サケの中落ちトバ」の生産が本格化している。8月下旬の秋サケ定置網漁開始を受け、今年は9月に入ってから始めた。三枚におろした後のサケの中骨(中落ち)は通常、鍋のだしに利用される程度。同社の佐々木俊之社長(41)が10年ほど前、1分間に40～50回転する干し機で3昼夜干し続けると、中骨に残ったサケの身が、通常のサケトバのようにおいしかったという。

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