【鉄鋼】「技術」で世界をリードする日本の鉄鋼業--日刊工業新聞
日本の鉄鋼業が技術的優位性に磨きをかけている。建設関連、輸出を中心に需要は好調。高品質で低コスト、低環境負荷の両立は新規需要を切り開くキーワードだ。韓国・中国勢との競争が熾烈(しれつ)になる中、技術で世界をリードする。(編集委員・村上毅)都市部の超高層ビル開発など建設関連の需要増に沸く日本の鉄鋼業。JFEスチールの超大入熱溶接用高強度鋼板は超高層ビル用鋼板で、広田実厚板セクター部副部長は「安全性と経済性を両立した」と太鼓判を押す。