【投資】政府、公的年金を成長企業の株式に重点投資へ--運用資産120兆円の年金積立金管理運用独立行政法人が来年度にも
政府は公的年金の運用改革の一環で、成長企業の株式に重点的に投資する検討に入った。上場企業の中から資本を有効に活用し収益力が高い企業を選ぶようにする。約120兆円を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2014年度にも始める。成長企業を後押しし、企業の収益向上を促す狙いもある。公的年金の運用改革は、政府が内閣官房に有識者会議を設置しており、11月中に提言をまとめる。