【モバイル】サムスン、拒否権発動要求 米輸入禁止命令「身内びいき」主張
世界最大のスマートフォン(高機能携帯電話)メーカーである韓国のサムスン電子は、オバマ米大統領が競合する米アップルに示したのと同様の配慮、すなわち他社の特許権を侵害したと認定されたスマートフォンやタブレット端末の輸入を継続する権利の付与を求めている。アップルが持つ2件の特許を侵害しているとして米国際貿易委員会(ITC)がサムスンに下した米国への輸入差し止め命令をホワイトハウスが覆さない限り、サムスンの一部の旧モデルは米東部時間8日深夜に米国から締め出される。