【税制】自動車取得税廃止ならエコカー離れが起きCO2増加…環境省が試算
環境省は9日までに、エコカー減税が適用されている自動車取得税が廃止されると、環境性能が劣る車へのシフトが進み、2020年に二酸化炭素(CO2)排出量が年間約390万トン増えるとの試算をまとめた。乗用車の総CO2排出量の3%に相当し、今後の税制改正議論で新たなエコカー優遇策を求める構えだ。地方税の自動車取得税は「消費税との二重課税」と指摘され、消費税率が10%に上がる予定の15年10月に廃止することが13年度与党税制改正大綱に明記されている。