【養鶏】卵が値上がり…首都圏のスーパーでは1パック240円も 卸価格8年ぶりの高値
鶏卵の卸価格が東京で8年8カ月ぶりの高値をつけた。今夏の猛暑で鶏が死ぬなどした影響が尾を引き供給は少なめ。そこに年末向けの食材用の需要や気温の低下で鍋物用の販売が増え、一段と値上がりした。首都圏のスーパーでは一般の卵の価格を1パック(10個入り)230~240円まで引き上げるケースが出てきている。指標となるJA全農たまご(東京・新宿)のMサイズ加重平均価格は15日、東京地区で前日に比べて10円高い1キロ270円、大阪地区でも10円上がり265円になった。