【経済】米国の雇用が急回復?投資家は構造変化を見ておくべき
米労働省は11月8日、10月の雇用統計を発表した。それによると、非農業部門雇用者数は前月比20万4000人の増加で予想を大きく上回った。併せて8、9月の雇用者数も上方修正され、米国の雇用情勢の改善が印象づけられた。7~9月期の国内総生産(GDP)成長率も、年率換算で前期比2.8%の増加となった。10月前半には、米議会の混乱で政府機関が一部閉鎖となり、この負の影響がさまざまに予想されていただけに、市場関係者の中には安心感が広がっている。