【地域経済】防災・東京五輪に活用 「臨時駅構想」提案へ 静岡空港・新幹線新駅
静岡空港地下に東海道新幹線の新駅を建設する構想で、静岡県がリニア中央新幹線が開通する二〇二七年までは、東京五輪と緊急の時だけに使う臨時駅としての設置を検討していることが分かった。県幹部が中日新聞の取材に明らかにした。県は近く事業主体のJR東海に提案する。関係者によると、県の構想は、新駅を二〇年の東京五輪開催前後に航空需要が増加する繁忙期だけに利用する臨時駅とし、ふだんは首都圏の空港が災害などで使えなくなった時にのみ新幹線を止める防災駅とする。