【鉄道】北大阪急行、延伸決定へ:30年来の悲願
大阪市営地下鉄御堂筋線に接続する大阪府北部の北大阪急行線の延伸計画をめぐり、松井一郎府知事は18日の定例記者会見で、建設事業費600億円のうち、府が100億円を負担する考えを明らかにした。沿線の箕面市は300億円を負担する意向で、残りは北大阪急行電鉄など鉄道事業者の負担と、国からの補助金で賄う想定。今年度内に関係機関で事業費の負担割合や工期を盛り込んだ協定書を締結し、平成30年の開業を目指す方向で、30年来の地元の悲願だった延伸が一気に進み出しそうだ。