【水処理】「災害対策、復旧現場での知見と技術を役立てたい」…日本原料がフィリピンの被災地支援、浄水装置をセブ島に設置へ
水処理メーカーの日本原料(川崎市川崎区)は、先月の台風30号で甚大な被害を受けたフィリピンに緊急給水支援チームを派遣した。移動式の浄水装置を設置し、来週末にも給水を開始する予定という。同社はこれまで、2008年の岩手・宮城内陸地震や、12年の九州北部豪雨などで被害を受けた各地に給水支援を行って来た。今回は国際協力機構(JICA)が実施する「民間提案型普及・実証事業」を通じて支援を行う。