【医療】病院所得2億円を脱税、ほぼ全てを資産運用に--『王子病院』(東京都北区)を経営する医療法人元理事長、在宅起訴
病院所得の一部を隠して法人税約2億円を脱税したとして、東京地検特捜部は19日、法人税法違反罪で、王子病院(東京都北区)を経営する「医療法人社団貴友会」の山口寿夫元理事長(80)を在宅起訴した。特捜部は認否を明らかにしていない。起訴状によると、山口被告は貴友会理事長だった平成21~24年の4年間分の病院所得について、健康診断報酬など計約6億8200万円を「預かり金」として計上するなどの手口で、法人税約2億400万円を脱税したとしている。