【景況】大企業・非製造業の業況判断、22年ぶり高水準--全国企業短期経済観測調査(短観)
日本銀行が1日発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、景気判断の目安となる大企業・製造業で前回12月短観より1ポイント上昇してプラス17となり、5期連続で改善した。大企業・非製造業は4ポイント上昇してプラス24となり、約22年ぶりの高水準となった。一方、3か月後の景気に対する見方を示す先行きDIは、大企業・製造業が9ポイントの悪化、大企業・非製造業は11ポイントの悪化を見込み、消費増税による景気の落ち込みが懸念される格好となった。