【信用格付け】米S&P、ドイツ銀行など欧州15行の格付け見通しをネガティブに引き下げ 2014/04/30
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、ドイツの銀行最大手ドイツ銀行など欧州の15行の格付けアウトルック(見通し)を「ネガティブ(弱含み)」に引き下げた。政府による支援の可能性が低下するためとしている。S&Pは見通しを従来の「ステーブル(安定的)」から引き下げた理由について「監督当局が破綻処理メカニズムを整備しており、政府による特別措置としての支援が行われる可能性は低くなるとの当社の見方を反映している」と説明した。