【経済】米格付け大手フィッチ、日本の格付け「A+」に据え置き、見通しは「ネガティブ」=現在の構造改革は不十分 14日
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
格付け大手のフィッチ・レーティングスは14日、日本の長期発行体デフォルト格付けを「シングルAプラス」で据え置いたと発表した。格付け見通しは「ネガティブ(弱含み)」。日本政府の資産残高は「多額に上る」ため日本の財政状態はネットベースでは先進各国から「大きくかけ離れた水準ではない」と指摘する一方、債務比率が「近年で最も低い水準となった07年末以降、急速に上昇している」点を問題視。