【経営破綻事件】商工ローン「SFCG(旧商工ファンド)」元会長・大島健伸氏側が控訴…東京地裁の虚偽登記の猶予刑に不服
商工ローン大手SFCG(旧商工ファンド)の経営破綻をめぐる事件で、民事再生法違反(詐欺再生)罪などに問われた元会長、大島健伸被告(66)の弁護側は、一部無罪とした上で懲役1年6月、執行猶予3年とした1審東京地裁判決を不服として、東京高裁に控訴した。控訴は14日付。先月30日の1審判決は、関連会社に譲渡された約418億円の債権は「SFCGに対する実在の債権と相殺されている」と指摘し、民事再生法違反と会社法違反について無罪と判断。