【交通】ドライブレコーダーはなぜヒット商品になったのか
自動車に装着する情報記録装置の一つであるドライブレコーダー。日本では映像記録タイプが2003年ごろに登場したことで、知名度が向上した。本来の目的は、車両前方に備えたカメラで走行中の映像を撮り続け、事故などが発生したときにその前後の状況を記録することにある。事故などに遭遇することの多いタクシー・トラックなどといった営業用車両は、それまでの運行記録装置であるタコメーターだけでは事故防止が進まず、こういった装置によって所属ドライバーの安全運転の啓発に、努めたいというニーズがあった。