【航空】スカイマーク、行き詰まった異端経営、買収観測も浮上 安全ミス続出で国会招致の過去も
国内3位の航空会社、スカイマークは2014年4~6月決算(単体)で、継続企業の前提(ゴーイングコンサーン)に「重要な疑義」があると明記した。欧州エアバスと超大型機「A380」の購入交渉が決裂し、巨額の解約違約金の負担が発生する恐れがあるとする監査意見を反映した結果だ。スカイマークは国際線の参入を目指し2011年、エアバスとの間で「A380」6機を総額1915億円(現在価格)で購入する契約を結び、14年10月から19年12月まで順次受け取る予定だった。