【教育】「代々木ゼミナール」、なぜ一人負け…少子化で崩れた「浪人大量獲得モデル」、強みが弱みに、窮余の大リストラ
大手予備校「代々木ゼミナール」(東京都)が、校舎の閉鎖と大幅な人員削減に踏み切る。来月1日からは、早期退職の募集も始まる。「3大予備校」と呼ばれた一角が、なぜ生徒集めに失敗したのか。少子化の流れに加え、入試改革が進む中、予備校は「変革」を迫られている。「断腸の思いですが、学園存続のためには大幅な校舎運営費と人件費の圧縮を行わなければなりません」代ゼミの職員に対し、高宮英郎理事長名の文書が配られたのは8月後半。