【鉄鋼】JFE、コスト競争力向上 転炉増設、中韓勢に対抗「あとは技術力の勝負」 [2014/10/28]
JFEスチールが西日本製鉄所福山地区(広島県福山市)の開発・生産態勢を強化している。来年1月に中核設備「転炉」の3基目が稼働し、製鉄費用を抑えた工程を導入する。開発では自動車メーカーなどと共同で軽量化などを進める拠点「カスタマーセンター」を設置し、価格競争を仕掛ける韓国・中国勢に対抗する。福山地区の亀山恭一副所長は27日、報道陣に新たな転炉を公開後、「(新転炉で)コスト競争力は国内トップになる」と胸を張った。