【建築】黒川紀章建築都市設計事務所、東京地裁に民事再生手続き申し立て…日本の建築界をリード、受注減や回収不能が重なり、財務が悪化
日本の建築界をリードしてきた黒川紀章建築都市設計事務所が、東京地方裁判所に民事再生手続きを申し立てた。事務所は黒川氏の死後、資金繰りが悪化していた。黒川紀章氏は、国際的建築家として知られ、東京・港区の国立新美術館のほか、海外でも有名な建築物を設計し、2007年に73歳で亡くなっている。事務所によると、負債総額は12億円で、不況による受注の減少や設計料の回収不能が重なり、財務状況が悪化したという。