【衣料】バーバリーを失う三陽商会は、どこへ行くのか…半世紀の関係が終了、赤字転落濃厚も資本には余裕、新ブランド成長がカギ
アパレル大手の三陽商会にとって、今2015年12月期は社運がかかった勝負の期となる。1970年以降、約半世紀に渡って続けられてきた英国バーバリーブランドの製造・販売ライセンス契約が今年6月に終了、三陽商会の屋台骨を支えてきた基幹ブランドを失うからだ。三陽商会は2月13日に今2015年12月期の業績予想を発表、売上高は前期比13.5%減の960億円、営業利益は同68.7%減の32億円まで縮小する見通しだ。