【航空】ANAホールディングス、新社長に片野坂副社長が昇格…収益力強化に一定の道筋、世代交代進める
全日本空輸を傘下に置くANAホールディングスは13日、4月1日付で片野坂真哉副社長(59)が社長に昇格する人事を内定した。伊東信一郎社長(64)は代表権のある会長となる。伊東氏は2009年に全日空社長に就任し、世界的に航空業界の競争が激しくなる中、国際線の強化などに力を入れた。13年に持ち株会社制に移行した後もグループ全体を統括してきたが、収益力強化に一定の道筋をつけたことから世代交代を進める。