【労働】時間規制の適用除外「高度プロフェッショナル制度」、対象者は期待と不安…働き過ぎ防止の実効性疑問視、労使対立解けず
収入が高い専門職の労働者を時間規制の適用除外にする「高度プロフェッショナル制度」が来春にも始まることになった。時間ではなく成果で賃金が決まる新しい働き方に、対象となり得る人には期待と不安が交錯する。ただ、働き過ぎ防止策の実効性を疑問視する声は残り、最後まで労使の対立は解けなかった。▽メリット
東京都内の大手銀行で法人向けローン商品の開発をしている男性(33)は年収約1500万円。